事故物件を建て替えたら資産価値は向上する?メリットや費用相場も解説
事故物件となってしまった建物は、どうしても需要や価値が下がってしまいがちです。
そんな物件を建て替えたとしたら、資産価値は回復するのでしょうか?
この記事では、事故物件を建て替えたら資産価値は向上するのか、建て直すメリット、費用相場を解説します。
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
事故物件を建て替えたら資産価値は向上する?
事故物件を建て替えた場合、物件の物理的な損傷などが解消されるほか、新築としての魅力が増すため、買い手が見つかりやすくなる可能性はあるでしょう。
しかし過去に発生した事件や事故などの心理的瑕疵は土地自体に残るため、建て直したあとも告知義務は継続されます。
そのため資産価値が回復するとは限らず、市場価格よりも2~5割程度低下するケースが一般的です。
建て直しは経済的な負担が大きいため、メリットや効果なども検討したうえで、慎重に判断する必要があるでしょう。
▼この記事も読まれています
不動産売却における心理的瑕疵とは?価格への影響や告知義務について解説!
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
事故物件を建て替えるメリット
建て替えにより建物自体が新しくなると、心理的瑕疵に対する抵抗感が和らぎやすくなるため、買い手が見つかりやすくなる効果が期待できます。
リフォームに比べて間取りやデザインの自由度が高いため、最新のニーズに合わせた住まいを提供できる点も、大きなメリットの1つです。
あわせて最新の設備も導入できれば、より魅力が高まるでしょう。
資金調達の面でもリフォームより選択肢が多く、より低金利の住宅ローンを利用できる可能性が高いです。
要件さえ満たしていれば、住宅ローン控除などの優遇措置も利用できます。
▼この記事も読まれています
不動産売却における住民税とは?支払い時期と計算方法についても解説!
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
事故物件を建て替える際の費用相場
事故物件を建て替える際には、解体・登記・建築費用が必要であり、それぞれに具体的なコストが発生します。
解体費用は木造住宅の場合1坪あたり約3~5万円が相場で、例えば30坪の建物では90~150万円程度となります。
解体後には登記手続きが必要で、所有権保存登記にかかる登録免許税や司法書士への依頼料はそれぞれ約2~9万円ほどかかります。
さらに、建築費用は建物の仕様や業者により変動しますが、一般的な目安として1坪あたり50万円、30坪の住宅では約1,500万円を見積もることが可能です。
これらの費用を事前に把握し、十分な資金計画を立てることで、安心して建て替えを進めることができます。
必要に応じて専門家のアドバイスを受けることも、建て替え成功への重要なポイントとなります。
▼この記事も読まれています
不動産を売却した際に支払う所得税と住民税の算出における譲渡所得を解説
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
まとめ
事故物件を建て替えても心理的瑕疵は残るため、市場価格よりも資産価値が2~5割程度低下するケースが一般的です。
しかし建て直しには買い手が見つかりやすくなる効果が期待できるほか、間取りやデザインを自由に変えられるなどのメリットがあります。
費用は解体に1坪あたり約3~5万円、建築に1坪あたり約50万円が相場です。
不動産の販売・売却なら株式会社日本アイディアル不動産へ。
お客様のご希望に真摯にお応えしますので、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
株式会社日本アイディアル不動産 スタッフブログ担当
不動産の販売・売却のご相談は株式会社日本アイディアル不動産にお声掛けください。戸建て・マンション・土地のご購入をトータルサポートしております。初めての不動産購入で不安を抱えている方にも情報をお届けするため、不動産に関する記事をご紹介します。