住宅ローンとうつ病に関する基礎知識!ローンが組みにくい理由も解説
うつ病は心の風邪とも呼ばれる病気であり、日本には100万人以上の罹患者がいるといわれています。
住宅ローンを借り入れる際には健康状態が重要な基準となるので、うつ病の方が融資を受けるためには、事前の調査と準備が大切です。
今回は、うつ病を患うと住宅ローンが組みにくくなる理由、うつ病でも住宅ローンを組むためのポイント、返済中にうつ病になるとどうなるかを解説します。
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うつ病を患うと住宅ローンが組みにくくなる理由
うつ病を患うと住宅ローンが組みにくくなる大きな理由は、団体生命保険への加入が難しくなるためです。
団体生命保険とは、債務者に何らかの問題が生じた際に債務が回収できなくなるリスクを回避するための保険であり、多くの住宅ローンでは加入が必須となっています。
団体生命保険の審査では健康状態がとくに重視されるので、過去の病歴や投薬歴などを正直に伝えなければいけません。
具体的な審査基準や告知が必要な事項は保険会社によって異なるますが、多くのケースでうつ病を含む精神病は告知事項に該当します。
そのため、うつ病を患っていると健康上のリスクから審査を突破できない可能性が高く、住宅ローンが組みにくくなるのです。
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うつ病を患った状態で住宅ローンを組むためのポイント
うつ病を患った状態で住宅ローンを組むためのポイントとしてまず挙げられるのは、自身の病状が告知事項に該当するかどうかをチェックすることです。
治療が2週間未満で終了しているうつ病や、完治から3年以上経過しているうつ病は告知事項に該当しないケースが多く、審査にも影響を与えません。
また、うつ病でも加入できる可能性がある団体信用生命保険に加入するのも重要なポイントです。
告知事項や審査の基準は保険会社ごとに異なるので、条件がゆるいワイド団信などに加入すれば、うつ病の方でも審査を通過できる可能性があります。
団体信用生命保険の審査突破が難しい場合は、フラット35など団体信用生命保険の加入が必要ない住宅ローンを利用するのも有力な選択肢になるでしょう。
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住宅ローン返済中にうつ病を患うとどうなる?
住宅ローンの返済中にうつ病を患った場合でも、住宅ローンの返済が免除されることはありません。
もしうつ病によって返済が困難になりそうな場合は、公的な保証や民間保険会社の保証を利用しましょう。
公的保障としては、傷病手当金、労災保険、自立支援医療などが挙げられます。
民間の保険会社が提供している代表的な保障は、一定期間以上就業ができないケースで毎月規定の金額が受け取れる就業不能保険などです。
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まとめ
住宅ローンは多くの場合団体信用生命保険への加入が必須であり、その審査を通過するのが難しいうつ病の方はローンが組みにくくなります。
ただし、告知事項に該当しない、ワイド団信を利用する、団体信用生命保険が不要なローンを利用するといったポイントを押さえておけば、住宅ローンを組める場合もあります。
住宅ローンを組んだ後にうつ病を患った場合は、公的保障や民間の保険会社の保障を利用すると良いでしょう。
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